FD?SD研修会(第12回学生支援講演会)を行いました

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 8月28日、本学の保健管理センター、障がいのある学生及び教職員のための相談室、学生総合相談室と高等教育推進センターは、「人はなぜ依存症になるのか?~予防啓発と回復支援の両立を目指して~」と題して、FD?SD研修会(第12回学生支援講演会)を開きました。台風の影響でオンラインでの開催となるなか、教職員のほか外部支援機関の関係者計121名が参加。
 近年、大学生におけるさまざまな課題の中で、薬物と依存に関する問題が注目されており、依存症に対する理解を深め、学生支援を充実させることを目的に企画されたものです。
 国立精神?神経医療研究センター 精神保健研究所薬物依存研究部長の松本俊彦氏が講演。依存症とは「人に依存できない病気」である。依存症からの回復には孤立させないことが大切であり、安心して相談できる場所を作らなければならない。大学が安心してSOSを出せる場になることが大切と強調しました。
 最後に、「依存症の問題はクスリという『モノ』だけではない。痛みを抱えた『ヒト』の支援こそ大切。大学や教育機関には安心して相談できる場所はあるのか考えてほしい」と総括し、本学の学生支援における進展が期待される有意義な講演会となりました。
2024年8月28日開催のFDSD研修会講師写真

│ 2024年9月5日 │
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