医学部の教員が「明日の象徴」を受賞しました

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高浜町和田診療所の医師で医学部地域プライマリケア講座の井階 友貴講師が11月10日に、第4回「明日の象徴」を受賞しました。
「明日の象徴」は、公益社団法人全日本病院協会、一般社団法人日本病院会、イーライリリー?アンド?カンパニーが共催で、医療、保健、ライフサイエンスの分野で活躍している35歳以下の期待の精鋭の活動を顕彰するもので、2012年に創設され今年で第4回目を迎えました。若い人々の活動に光を当て、若い世代全体にイノベーション追求の機運が広がること、またそれを奨励、促進する環境を醸成することを目的としています。研究者部門、医師部門、社会政策部門、看護/保健部門、NGO/ボランティア部門、ヘルスケア基盤部門の6部門から受賞者が選ばれ、これまでに19名が選出されています。今回は各部門から1名ずつ計6名が選出されました。井階講師は、医師部門での受賞で、平成20年に赴任した福井県高浜町で医師不足が深刻化している中、医療機関?行政?住民が三位一体となった地域医療システムの構築に向けて熱心な活動を続け、地域医療再生のモデルケースを作り上げたことが評価されました。

東京プリンスホテルで開催された授賞式には、全国から受賞者と推薦者、審査委員など総勢500名ほどが集まりました。受賞スピーチで井階講師は、「今回の受賞は、私の福井県高浜町での日々の活動を支えてくださっているすべての方に贈られたものと理解しています」と語り、周囲への感謝の気持ちを伝えました。

│ 2015年11月13日 │
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