2月21日(火)、本学附属国際原子力工学研究所が2月9日より招へいしているウクライナ人研究者4名が福井大学長を表敬訪問しました。今回のウクライナ人研究者の招へいは、これまで若狭湾エネルギー研究センターの海外研究者?研究生受入制度により同研究所で受け入れ教育?研究の交流を続けてきた実績をもとに実現したものです。
上田孝典学長は「非常時の中、来日いただき感謝します。滞在中は是非英気を養ってください」と挨拶。続いて、招へいを企画した附属国際原子力工学研究所 安田仲宏教授から招へい期間中の活動について紹介がありました。その後、ウクライナの現状をはじめ研究環境の再構築に向けた取り組みなどの意見交換や滞在している敦賀市の感想、互いの文化の紹介を通して交流を深めました。
最後に、ウクライナ国立学士院?原子力発電所安全問題研究所副所長/ウクライナ国立生命環境科学大学准教授のオレナ?パレニューク氏は「今回の招へいにあたり、貴学の支援に感謝します。日本の方々がウクライナの現状や原子力防災について考える良い機会となるよう、講演会では知識や経験を伝えたい」と話しました。
今後、本学とウクライナ国立学士院?原子力発電所安全問題研究所、ウクライナ国立生命環境科学大学は、教育や研究推進を目的とした両機関の協定締結の実現を目指し、交流活動を進めて行きます。