本学は、5月8日付けで仕事と育児の両立を支援する雇用環境を企業に求めた「次世代育成支援対策推進法」の基準に適合した一般事業主として認定され、5月17日に、福井労働局局長室で次世代認定マーク「くるみん」の交付を受けました。
次世代認定マーク「くるみん」とは、2005年4月施行の「次世代育成支援対策推進法」に基づいた子育て支援のための行動計画(一般事業主行動計画)に取り組み、実績が認められた事業主が取得できるもので、今回の認定は、福井県内で第一号、また、全国の国公私立大学でも初(本学調べ)となります。
本学の取り組みは、育児休業の取得促進、男性の育児参加を促進する特別休暇制度の導入、小学校就学前までの子どもを養育する職員の早出遅出勤務の導入など子育てに関する支援やノー残業デーの設定による所定外労働削減、また、大学らしさを活かした次世代育成に関する地域貢献事業として、公開講座や一日遊学等児童?生徒が参加できる行事の開催などです。
交付式に出席した高梨理事(事務局長)は、「福井大学の取り組んできたことがこういったかたちで認められたことは大変嬉しく、名誉に思う。今後は取組内容を充実、浸透させ、教職員がより育児に取り組みやすく、いきいきと働くことができる環境作りに取り組んでいきたい。」としています。
今後は、さらに制度の理解と利用の充実を課題とし掲げ、「子育てに優しい職場」としての積極的なサポート、優秀な人材の確保に努めていきます。