2011年5月31日 福井新聞
福井国体が開催される2018年に20前後となり、競技者としてだけでなく、運営を支える立場でも活躍が期待される現在の中学生たち。福井市の福井大附属中の2年生は、7年後に思いをはせながら、スポーツを切り口に社会性を育む総合学習に取り組んでいます。5月中旬には来年の国体開催地、岐阜県で校外学習を行い、スポーツを通しての地域貢献のあり方を考えました。開催を1年後に控えた岐阜国体の様子に触れ、2年生学年プロジェクト実行委員長、小嶋春輝君は「心に強く残ったのは、中学生の役割。競技者としてでもなくて、記録員や会場案内など、さまざまなボランティアとして、国体に参加できることを学んだ」と感想を話しました。生徒たちは今年秋の文化祭でスポーツ最新老虎机_森林舞会游戏-电玩城|下载を開催し、一連の活動や校外学習の成果を披露する予定。7年後の福井国体の展望を描く活動も視野に入れています。吉田千春教諭は「人の喜びが自分の喜びになることを、生徒たちはスポーツを通して学んでいます。探究活動をさらに深めていきたい」と期待しています。