11月12日、福井市?米国ニューブランズウィック市姉妹都市提携30周年記念訪問の一環として、米ラトガース大学 グリフィス?コレクション主任学芸員のフェルナンダ?ペロン氏が総合図書館を訪問されました。
W.E.グリフィスは、福井藩初の海外留学生日下部太郎との親交により、ラトガース大学からお雇い外国人として来福し、日本の理科教育に尽力されました。
これを機縁にラトガース大学と本学の交流が始まり、昭和56年に学術交流協定を結んでいます。
昨年は協定締結から30周年、またグリフィス来福から140周年を迎え、総合図書館で「お雇い外国人教師 グリフィス展」を開催しました。田村附属図書館長からグリフィス展の盛況ぶりが伝えられ、10年間 グリフィス?コレクションに尽力されているペロン氏と本学所蔵のグリフィス資料を通して意見交換が行われました。
また、開催中の「総合図書館貴重所蔵展」でグリフィスが住んでいた洋館模型をご覧になり、当時の様子についても質問されていました。
本学は今後もW.E.グリフィスに関する歴史的価値を継承していきたいとしています。